皆既月食

今日は皆既月食。天気予報見て諦めかけてたけど、ふと外を見ると出てるじゃん!4分の1ぐらいになってる月が。急いで外へ。う~ん綺麗だな・・と思ってたらチラッと流れ星か?こんなの初めてだあ。じ~んと来てカメラを取りに戻ってまた外に出たら・・・あ~残念雲に隠れちゃった in 青森市。

仕方ないからYoutubeでのライブ中継見てます。(in 東京)チラチラ窓の外見てるけど、もうだめみたいです。なんかこの次は4年後だそうで。

 

中田ヤスタカ インタビュー

いつも見ているニュースチェック11(NHK)で中田ヤスタカ氏のインタビューを放送していました。

内容は今まで言っていたこととほぼ同じですが、うまくまとまっていると思います。ここでは言っていませんが、曲を作る時は、メロディーと一緒に歌詞が降りてするそうです。だから歌詞が先にあって、後で曲を付けるのはあまりいいのが出来ない、みたいな事を言ってました。それって一体どんな感じなんだろう?やはり天才でなければ解らない感覚なんだろうか。

ツィートで「生楽器の音の方がいい」なんて意見がありましたが、これはあまり聞き込んでいないのでしょうね。中田氏の曲の魅力の一つに(変な表現ですが)「生楽器以上の生楽器の音を再現してる」と感じています。この代表例として「SEVENTH HEAVEN」を挙げます。

代々木のSEVENTHです。生ピアノ風と生ギター風の音の美しさに感動しました。まさにこの動画を見てファンになりました。(照明も最高です)この曲は最初のヒット曲、「ポリリズム」のカップリング曲です。今でもPerfumeの曲の中でトップ5に入るぐらい好きな曲です。(ちなみにポリリズムは30位ぐらいに入るかどうか、です。Perfumeファンでアンケートを取ってもSEVENTHの方が上位に来ますね)音に注目するにはこっちの方がいいかも。

実はこの曲はポリリズムとコード進行が同じ、という秘密があったのです。(指摘されるまで気づかなかった。)

 

2018年新年のTV番組をみて(3)

3. 中国ドラマ 三国志 Three Kingdoms (GYAO!)

厳密に言うと、TVじゃなくネット配信ですね。第6部を無料配信しているのに気付いたのは1/10、配信終了が1/14で全16話を見る、という強行軍でした。全体的な印象は、横山光輝氏の漫画「三国志」をドラマにすればこんな感じかな?というところ。横山「三国志」も吉川英治氏の小説「三国志」に近い感じを受け、この3作は「三国志演義」に沿っているのかな?と思いました。(「三国志演義」は読んでないけど^^;)特筆すべきなのは、曹丕の役の人の演技が素晴らしいこと。まさに迫真の演技でした。甘々の2代目という先入観を吹っ飛ばしてくれました。それ以外にも重厚なストーリー作りで、かなり力が入ってる。これはこの作品全部見たくなったあ・・・と見て見たら、前篇、後編DVD27枚組 3900円+送料1500円=5400円ですと!こりゃ買い!だなあ。(正式版じゃないそうで。なるほどね)

4. 中国ドラマ 三国志~趙雲伝~(BS12トゥエルビ)

去年、wowowで放送していた物の再放送です。(全59話。昨日で16話目です)活躍してる割にはなかなか注目されない、蜀の五虎将軍の一人 趙雲(ちょううん)の物語です。wowowでの放送は後半から見てました。物語では、高則(こうそく)と言う悪役が登場しますが、今時のドラマでこれほどの悪人はいないよ、ぐらい悪逆非道を尽くします。しかし、たまに見せる寂しげな表情が気になってました。また見直す機会が出来てよかったです。物語そのものはチープの一言。たまにギャグを挟むけど、これは失笑してしまうレベル。このドラマの売りは影像美と戦闘シーンですね。景色の影像は、墨絵に色を塗るとこんな感じじゃないか、と思わせます。戦闘シーンは長坂破の戦いでの、曹操軍の中、一騎駆け抜けが圧巻です。まさに息をつく暇もない、とはこのこと。あと、趙雲、カッコ良過ぎ、もて過ぎ。(ちと嫉妬)

という感じで、正月早々の三国志攻めは参りました。横山「三国志」と吉川「三国志」を読み耽ってた学生時代を思い出します。そういえば、僕の電子辞書に吉川「三国志」入ってたなあ・・・読み直して見るかな。(しかし最近の電子辞書はすごいね。古典ながら日本文学1000冊入ってる。1冊200円としてもこれだけで20万円の価値があるのね。)

 

2018年新年のTV番組をみて(2)

3.風雲児たち〜蘭学革命(れぼりゅうし)篇~(NHK)

今年の一番楽しみにしていたのはこれでした。コミックトムに1980年から連載された、みなもと太郎氏の漫画「風雲児たち」をドラマ化した作品です。(まさか今もコミック乱に連載されているとは、Wikipediaを見るまで知りませんでした)そのころコミックトムには横山光輝氏の「三国志」、手塚治虫氏の「ブッダ」も連載されていて、それ目当てで読んでいたらいつの間にかファンになっていました。今回のドラマは、杉田玄白らの「解体新書」編纂の話です。内容はほ原作に忠実、原作と比べてギャグや平賀源内のエピソードが少なめ、という感じでしょうか。やはり実写ドラマだけあって、細かい表情がある分やや重めの印象です。まさかこのドラマでウルッとくるとは思わなかった。

この時代の話のドラマというとかなり古くなりますが、NHKドラマ「天下御免!」を思い出します。平賀源内の話で、かなりぶっ飛んだ設定で滅茶苦茶面白かったです。あまりぶっ飛び過ぎて、子孫の方々からクレームがついたのかな?後半はちょっと慌しかった記憶があります。腑分けの話になるとニコニコ嬉しそうに解剖器具をガチャガチャ拡げる、杉田玄白役の坂本九さんが印象に残っています。

今回面白かったのは、漫画とドラマの「風雲児たち」と「天下御免!」での平賀源内の描き方の微妙な違いですね。「天下御免!」での山口崇さん演じる天真爛漫、のほほん雰囲気の平賀源内、ドラマ「風雲児たち」での山本耕史さん演じるチョイ悪、策士風の平賀源内、漫画「風雲児たち」の粋な遊び人風の平賀源内、どれがホントの姿なんだろう。

「天下御免!」と言えば、日本史で習う前に田沼意次という人物をこのドラマで知りました。田沼意次登場の最後では、自宅に町人達から大量の石が投げ込まれるシーンを強烈に覚えています。真面目に日本の事を考えているのに、なんでこんな仕打ちを受けるのだろう、とその時は理解できませんでしたが、日本史的には悪名として残っているんですね。このドラマの影響で、田沼意次という人物は本当の悪人とは今でも思っていません。

なんか「天下御免!」の話が長くなりましたが、実はこのドラマの脚本家の早坂暁さんが去年の12月16日に亡くなっているんです。追悼の意味も込めて書きました。次でも書くけど、この年末、年始、昔を思い出す事ばかり起こります。

(続く)

 

 

2018年新年のTV番組をみて(1)

去年の暮れは新しいTVが自身で録画がやつになったので、初めて同時3番組録画が可能になりました。おかげで調子にに乗って録画しすぎ・・・録画したのは結構マメに見るほうなので、ホント大変。それに加えて正月早々GYAO!の無料配信動画に嵌りまして、感想を書くのが今になってしまいました。ではさっそくザザッと感想を。

1.紅白歌合戦

二宮くんやウッチャンの司会の上手さは知っていたため、落ち着いて見れました。話題の人もきっちり出演できてたし、僕から見たら成功の方だと思います。僕はジックリ聞いてから好き嫌いを決めるので結構大変です。でもうわべだけ聞いて嫌いと思ってしまって、後で後悔することも多々あるので、これだけはキッチリやるつもりです。よく「何を聞いても同じに聞こえる」と言う人がいますが、それは「音楽を聴く耳を持ってないし、そもそも真剣に聴く気がない」と言っているのと同じだと思います。そんな人には音楽を論じてもらいたくない。

Perfumeについては、酒を飲みながら見てたら「あれれ?終わっちゃったよ・・・」という感じ。後で見直したら、リアルとバーチャルの区別がまったくつかない!前はリアルとバーチャルの境目は判らなかったけど、「あっ今バーチャルだな!」となんとなく判ったけど・・・後からジワジワと凄さがわかってくる。まあ、難しい事を簡単そうに見せるということからは、チームPerfumeは「してやったり!」なのかも。

そしてPerfumeと、ファンであるウッチャンとの絡みも楽しみだったけど、何もなかったですね。

2.CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ

ホント、この生ライブの雰囲気が大好きです。でもこれも見直すのは大変。しかし、ライゾマの演出がないPerfumeのTokyo Girlはひさしぶりに見ましたが、凄味が増している気がします。大々的な演出がなくてもパフォーマンスの質が下がらないのがPerfumeの強みですね。(フェスでは照明すら無い)

(続く)